Matterport(マーターポート)は、アメリカテキサス州のベンチャー企業Matterport社製のデジタルツインを活用した3Dスキャンカメラであり、撮影した空間データは、Matterport社の映像編集技術のAI処理によってブラウザから簡単に高クオリティーなVRを体験できます。

30施設以上の撮影実績があります!
Matterportの仕組み
3Dスキャン技術
Matterportは、特殊なカメラやセンサーを使用して物件や空間を撮影し、そのデータを元に精密な3Dモデルを生成します。このモデルは、物件や場所の外観やレイアウトをリアルな形で再現することができます。
撮影データのAI処理
Matterport社のクラウド処理されたバーチャル3Dモデル空間は、4K高画質で閲覧することができ、ブラウザから物件内部や場所の各部屋を360度のパノラマビューで見ることができます。ユーザーは、マウスやタッチ操作を使って自由に視点を変えることができます。
Matterport Pro3と2の違いは?
実際に両方の機器を使用して、Pro3がLiDARを搭載したことにより、屋外撮影が可能になったことが最も大きいアップデートだと感じています。
Matterport Pro3は、LiDAR搭載したことにより、屋外施設の撮影も可能となりました。更に、操作性やデザイン性もPro2よりアップグレードしています。
マターポート2と3の仕様比較表を以下にまとめました。どちらも使用した感想としては、1箇所あたりの撮影間隔が広くなり、撮影後のエラーもほとんどなくなり、Pro3の方がはるかに作業効率があがりました。
バッテリーに関しては、どちらも1日作業していて交換したことはないです!
| 比較項目 | Matterport pro3 | Matterport pro2 |
|---|---|---|
| 測距技術 | LiDAR | 赤外線 |
| 屋外撮影 | 〇 | × |
| スキャン速度 | 20s/箇所未満 | 30s/箇所 |
| 最大撮影距離 | 約100m | 約4.5m |
| 精度 | ±20mm@10m | ±54mm@5m |
| 深度センサーの解像度 | 10万点/秒 150万点/スキャン | フレーム全体を 一度にキャプチャ |
| 画像解像度 | 134.2メガピクセル | |
| 重量 | 2.2kg | 3.5kg |
| IP保護等級 | IP43 | – |
Matterportのクラウド料金設定
Matterportで撮影したデータは、クラウドサーバーで保管されます。ユーザーのクラウド料金は、マターポートで撮影したデータ空間(スペース)の保管数で料金プランが設定されています。
下表の価格は最低スペースでの金額となっており、スペース数を増やすと価格も上がる仕組みとなっています。例えば、Starteプランでスペース数20では76,800円/年に地して、Professionalプランでスペース20では96,000円/円で同じスペース数でも価格が異なりますが、機能面で違いがあります。
Professionalプラン以降でないとMatterportPro3撮影ができないので、本格的に撮影を行う人は最低でもこのプランかなと思います。
| スペースとスキャン数 | ||||
| プラン | Free | Strater | Profesional | Business |
| 対象 | お試し | 個人 | 小企業 | 中小企業 |
| 最低価格(円/年) | 0 | 19,200~ | 96,000~ | 489,600 |
| Scan制限 | 200 | 500 | 無制限 | |
| スペース数 | 1 | 5~20 | 20~150 | 100~300 |
| アクセス数(人) | 2 | 3 | 10 | 50 |
| Matterport Pro2.3 | × | ○ | ||
| Leica Geosystems BLK360 | ||||
| 寸法付きダウンロード | ||||
| ぼかし機能 | × | ○ | ||
なお、Businessプランで足りない場合は、Enterpriseプランのご用意があり、公式サイトによると、料金ついてはお問い合わせが必要とのことです。
なお、スキャン数に応じてスペース数が変化していきます。
1スペース:1~200スキャン
2スペース:201~500スキャン
3スペース:501~1,000スキャン
4スペース:1,001以上スキャン
詳細はMatterport公式サイトをご確認お願いします。
Matterportの導入事例
ホテル・不動産業界
ホテル・不動産業界では、物件の内部や外観を実際に訪れる前に、Matterportを使用した仮想ツアーを提供することで遠隔地にいる顧客が物件の雰囲気やレイアウトを詳しく共有するため活用さています。
最近では、Matterportを導入したホテルが増えてきており、公式サイトにマターポート空間をよく見かけるようになりました。
建設業界
建設プロジェクトの進捗状況を記録するためや建物内や商業施設を3Dスキャナーで撮影し、空間で保管するために活用されています。
出典:Matterport公式サイト
工程管理
定期的に3Dスキャンを行い、工事の進行具合を正確に捉えることで、プロジェクトの監視やコラボレーションが容易になります。
デジタルアーカイブ
老朽化され廃墟となった建物を生きた存在として残すために、最新の技術を駆使し、建物そのものの空間を記録します。
イベント・観光
イベント会場や観光地の3Dモデルを作成して、オンライン上で展示や案内を行うため活用さています。
世界遺産・重要文化財のVRツアー
世界遺産に選定されている「白川郷」や重要文化財の「彦根城西の丸三重櫓及び続き櫓」など、様々な観光施設や文化財にもMatterportが導入されています。
車の展示
車のVRショールームとして、Matterportで撮影した空間を店舗公式サイトに掲載し活用されています。店舗に行かなくとも車の展示を仮想ツアーで体験でき、車両の詳細などは仮想ツアー内のタグから情報を確認できます。
iPhoneやthetaを持っていてお試しで撮影したい場合は、Matterport AXIS+TRIPODが初期コストがかなり少なくおすすめです!
まとめ
Matterportは、物理空間を仮想的に体験する手段として、さまざまな業界で革命をもたらしています。その技術は継続的に進化しており、物凄い勢いで、新たな用途や機能が追加され活用さています。


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